少子高齢化が進んでいる昨今、将来に不安を感じている人も多いはず!
年老いた自分の親を見ても、介護について不安に感じます。
「将来はどうなっちゃうの?」「年金はもらえるの?」「介護ってどうしたらいいの?」と思っていませんか?
実は私も介護保険の仕組みは難しいと感じているんですよね。
私は看護師の資格を持っているのですが、「正直なんとなーく分かるかも?」程度。
「40歳から給料から介護保険料が引かれるんでしょ?」という感じです。
しかも、20代後半の私は、自分が介護が必要な時には「もしかしたら、介護が必要な高齢者が多すぎて、使えないんじゃない?」「払うのやだなー」と思っていました。
でもでも、「どうせ払わなきゃいけないなら調べてみよう!」と思いつき「介護保険ってそもそもどんな制度だっけ?」と調べてみました。
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介護保険制度ってなに?65歳以上は誰でも使える?
介護保険とは、高齢者の介護負担を保障することを目的とした社会保険制度の一種のことです。
民間の保険会社の保険商品の中にも「介護保険」がありますが、この記事では社会保険制度の介護保険のことを説明していきますね。
保険会社が販売している「介護保険」と区別するため、社会保険制度の介護保険を「公的介護保険」ということもあります。
調べたところ、65歳から死ぬまでは、どんな病気であれ、老化現象であれ、生活に支障があり「介護が必要であれば」使える制度であるとわかりました!
年齢が65歳になったら「介護保険証」が届くので、そいつを使います。
ただし、注意点が!!
公的介護保険は「介護が必要であれば」使える制度なんですよ!
逆に言うと、介護が必要でなければ使えない制度なんです。
役所に行って「要介護認定」というのを受ける必要があります。
「私、介護が必要なんです」ということを役所に知ってもらうんですね。
私も「要介護認定」という言葉は聞いたことあるよ!!
これは、「要支援1~2」「要介護1~5」という7つのレベルに分けられていて、どれかに分類されることが、介護保険制度を利用する条件になっているんです。
正直、「医療保険みたく、介護保険証を見せるだけで使える制度にしろよ!!」って思います。
だって、めんどくさいもん。
めんどくさいですが、国が決めたことなので、従うしかないですね。
年齢が65歳以上で介護が必要な状況になったら一定の手続きを踏んで介護保険を使えるようにしておきましょう!
実は40歳から介護保険制度を使える?
介護保険制度は、原則として年齢が65歳以上の要介護認定を受けた人が使える制度です。
しかし、40歳から64歳までの、ある条件に当てはまった人も使うことができます。
40歳から64歳は国が指定している特定疾患で生活に支障があり介護が必要な場合に使ってOKなんです!
40代から介護保険が使用できるって驚きですよね。
40歳になるなんてアッと言う間になっちゃいそうで、まだバリバリ働いている年代ですよね?
そんな若いころから特定疾患にかかる危険性があるんですね。
だからこそ、介護保険料も40歳からの支払いになっているんだなと納得ですね!
でも、「できれば40代は元気でいたい。」と筆者は強く思います。(;^ω^)
けど、食べたいときに食べて、飲みたいときに飲んで、寝たいときに寝る生活をしている私。大丈夫かしら?(笑)
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介護保険のサービスはいろいろ!
介護保険で使えるサービスはたくさんあって、パッとイメージのつくのは「ヘルパーさんと雇って介護してもらう」「施設に入る」とか。
それだけじゃなく家で楽に生活できるように「車いすや歩行器のレンタル」「一緒に買い物」など様々なサービス内容がありました!
→介護用品のレンタルは医療費控除できる?ベッドやお風呂用品は買うべきか?!
どうやら、使う人に合わせてケアマネジャーの人が組み合わせてくれるようですね。
実際に介護について学びたい方は動画で学ぶこともできるようです。
(下記URL参照してください)
https://youtu.be/yW1mhQvT1u0
介護施設を探すときに以下の2つのサイトが使いやすいですよ♪
→かいごDB(介護DB)
→【探しっくす】
介護保険料はいつからいつまで支払うの?
「介護保険料っていつからいつまで払うのか?」
介護されるまでまだ時間のある私にとっては、一番大事な部分!!(笑)
給料明細って結局のところ最終の手元に入るお金の部分見るくらいじゃないですか?
たまーに「残業手当とかどのくらい付いた?」って見ることもあるけど。
そのほかの引かれている部分ってなかなかじっくり見ないですよね?
・・・。少なくとも私はそんな感じです。(笑)
「引かれている手元に残らないお金に興味はない。」って感じで見ません。
でも、せっかく介護保険について調べたんだから、介護保険料がいつからいつまで支払う必要があるのか知っておきましょう!
「介護保険料はいつからいつまで支払うのか?」という疑問の答えを先に言っちゃいますね。
「いつから?」→介護保険料は年齢が40歳以上の国民が支払います。
「いつまで?」→原則として、亡くなるまで支払います。
そう!!
年齢が40歳以上の国民は、死ぬまで介護保険料を支払わなくちゃあいけないんです!!
なんだか、ショック!!
死ぬまで、国にお金を搾り取られるのかよ!!
老人になったらタダで面倒みてくれよ!
で、どのくらいの金額の介護保険料を支払う必要があるのでしょうか?
介護保険料の管理は市町村が行っていることや3年ごとに法改正があったり、自営業者と会社員で金額が違ったり、計算式が複雑だったりするので詳細は割愛します。
ただ、一応、概要だけは説明しておきますね。
介護保険料は年齢が40歳以上の国民が支払います。
40歳以上の国民を「40歳から64歳」と「65歳以上」で分類。
この2つで算定方法と徴収の仕方が違ってくるんですよね!
まずは40歳から64歳!
一人当たりの平均負担額は全国一律のものが定められています。
それを踏まえ、各医療保険者(健康保険、国民健康保険など)はそれぞれのルールに沿って、保険料率を定めます。
そして、所得に保険料率をかけ、算出、徴収することになります。
なので、自営業の場合や会社勤めの場合で支払い方も変わってきます。
もう説明書きを見ていただけで「?」が止まりません!
要するに、「加入している健康保険と収入によって変わるよ!!」ということですね。
40歳から64歳までは、「会社員(公務員を含む)と会社員以外で介護保険料は変わってくるし、各人の収入によっても介護保険料が変わってくるよ!」というイメージの方が分かりやすいかな?
次に65歳以上!
原則は年金保険者と通して徴収する特別徴収が原則になってきます。
年金から天引きされるということですね!
自動的に支払っている仕組みが出来上がっている状態ということですね。
また、保険料は自らが要介護者、つまり介護を受ける側になる可能性が高いです!
そのため、保険料はその市町村の介護給付費などの見込みに応じて、市町村ごとに変わる仕組みになっています。
そして、保険料率は所得によって段階別に設定されています。
65歳以上になっても所得に応じて、保険料が違うということです。
つまり、65歳以上の介護保険料は、住んでいる市町村と所得によって変わってくるよって話です。
まとめ
1. 介護保険料は40歳から支払いが始まる
2. 40歳~64歳、65歳以上で支払い方が違う
3. 給料から天引き、年金から天引きされることが多い
4. 65歳以上の人は市町村ごとに料金が変わる
5. 40歳から64歳は、加入している健康保険、所得によって保険料が変わる
私は介護保険を調べるまでは、「年金もらうようになったら介護保険料は払わなくていいもの」だと思っていました。
世の中そんなに甘くないですね(笑)
65歳以上もしっかり所得に応じて取られます。
しかも、住んでいる市町村によっては若い人たちよりがっつり取られている可能性があるとわかりました。
ただただ若い人からお金をとって介護に使っているというわけでもないと知りました。
なんとなく「介護保険料引かれるようになるの嫌だな」と漠然と思っていたのが、介護保険についての知識を深められて、スーっと納得できたような気がします。
私と同じように介護保険について理解しておらず、介護保険料が引かれていくのが不満だった方!!
今納めている介護保険料は自分のためでもあるということを忘れず、将来のために納めていきましょう!
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