子供に授乳しているときに「早く食べられるようにならないかなぁ」と、いつも思います。
我が家は6歳児、2歳児、0歳児がいるので、それぞれ少しずつ食べる物や大きさ、固さが違います。
どうせ作るのだから、みんな食べてくれた方が私としては楽なんです。
そんな私も1人目の時は離乳食に分からないことがたくさんありました。
開始時期は?
何を食べさせれば良い?
食べない時は?
アレルギーは?
そんなふうに迷いながら離乳食を手作りしました。
そのおかげで、キッチン道具が増えた思い出があります(笑)。
2人目にもなると要領を得たもので、ベビーフードも上手に活用するように。
3人目にもなると、早く食べられるようになってくれた方が良いと思うように(笑)。
離乳食が初めてだと大変さも感じるかもしれませんが、慣れてくれば味付けにうるさいわけでもなくパパより楽なものです(笑)。
そこで今回は離乳食の初期はいつからスタートするか、量の増やし方の目安についてまとめてみました。
参考にしてみてくださいね。
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離乳食の初期はいつから?
厚生労働省の調査によると、離乳食を開始した時期を「5か月から」と答えた回答が一番多かったそうです。
昔は4か月から離乳食を開始していたようですが、今は5~6か月からが主で、開始時期は遅くなっている傾向にあるようです。
離乳食を開始した理由については一番が「月齢だから」との回答が多く、「食べ物を欲しがるようになった」「体重などの発育状態」と続きます。
私の経験からだと、今は保育園に入園している子も多く、「保育園で離乳食を開始したので自宅でも開始した」ママも多いのではないでしょうか。
私はまさにこれにあてはまります。
1人目から保育園で離乳食の開始やトイレのトレーニング、おはしの使用など、開始時期を教わった気がします。
おかげで本当に楽に、またスムーズに進んだ気がします。
離乳食の開始時期は回答でも多かったように「月齢」を基準にスタートしても良いとは思いますが、あまり神経質に始める必要はないと思います。
その子その子によって成長のペースは違うため、次のような様子があればスタートしてみて良いかもしれません。
●おすわりができるようになったら
これは食べるときの姿勢のことです。
自分で支えがあれば、しっかりおすわりが出来ると言うこと。
食べ物をかんで飲み下すのには、上体を起こしていられることが必要ですよね。
●よだれが増えてきたら
よだれのもとの唾液は、食物の嚥下(えんげ)、消化を助ける働きがありますよね。
唾液の分泌量は、生後間もなくは少なく、口の中は乾いた状態に近いそうです。
生後4~5か月頃から量が増えて、乳歯が生え始める生後7か月前後にはしきりによだれをたらすように。
唾液の量が増える時期から離乳食を開始する、と言うことですよね。
ただし、突然よだれが異常に多くなってきた場合は、口内炎・扁桃腺などの痛みが刺激して唾液を飲み込めないため、と言うこともあります。
気になる場合は医療機関に相談してみてくださいね。
●スプーンを口にあてても嫌がらない
わが子をみているとお腹が空くと何でもなめたり、吸い付こうとするので、これが目安になるかはその子にもよるとは思います。
しかし離乳食を開始する時より、開始してからの悩みの中には意外に多いかも。
このスプーンが食べやすい、このスプーンは嫌がる、など。
我が家の2歳児も、スプーンとフォーク、はし、とこれじゃなくては嫌!があります。
離乳食を与えるスプーンにもたくさんの種類があり、ママにとっても与えやすい物を選ぶと良いですよ。
目安は
・スプーンの先端の大きさ
・ふちの固さやスプーンの厚さ
・スプーンの皿状の部分の深や柄の長さ
・持ちやすさや清潔に保てるか
などではないでしょうか。
離乳食がスタートして完了までに食べやすいスプーンも変わっていくと思います。
その子に合ったスプーンを見つけてあげられると良いですね。
●大人が食べていると興味を示す
パパやママが食べている姿を見て、おいしそうとよだれをたらしてみたり、口をモグモグさせていたり。
そんな様子が見られれば、離乳食を開始してみましょう。
●授乳のリズムが整ってきた
1日5回程度の授乳時間でしたら、そのうち1回を離乳食の時間にすることからスタート。
この頃の離乳食は「ゴックン」と飲み込む練習をするためと考えてよいと思います。
栄養は授乳することで大半はとれているので、焦らずすすめて良いでしょう。
赤ちゃんの機嫌が良くて、時間に余裕のあるときに離乳食の時間にしてみましょう。
ただ、アレルギーなどが万が一出た時に医療機関へ受診が可能な時間帯がおすすめです。
また、離乳食はその字の通り、離乳とも関係してきますよね。
厚生労働省は、離乳や離乳食開始について、子どもの成長や発達状況を見ながら、
「生活リズムを身につけること」
「食べる楽しさを体験できること」
「食べる力を育むこと」
などを主とし、無理のない進め方を推奨しています。
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離乳食の量の増やし方の目安って?
離乳食の開始時期や、その子の成長などによって時期の違いはあると思いますが、目安として、厚生労働省の進め方を参考にまとめてみます。
■生後5~6ヶ月
【回数】1日1回
【調理形態】なめらかにすりつぶしたもの
【量】スプーン1さじ
この頃にママたちが食べさせたことがある食品の一番はお米。
次に、人参・かぼちゃ・ジャガイモ・サツマイモ・りんご・豆腐のようです。
この頃は飲み込む練習ですよね。
■7~8か月頃
【回数】1日2回
【調理形態】舌でつぶせる固さ
【量】全がゆなら50~80g・野菜や果物なら20~30g
この頃になるとパン・白身魚・鶏肉・ほうれん草・ヨーグルト・たまごなども摂りいれ、いろいろな舌触りや味を楽しめるように種類を増やしてみましょう。
たまごなどはアレルギーなどの点から、時間に余裕のあるときにスタートすると良いですよね。
■9~11か月頃
【回数】1日3回
【調理形態】歯ぐきでつぶせる固さ
【量】全がゆ90~軟飯80g・野菜や果物30~40g
この頃から1日3回になってきますので、食事のリズムをつけるように進めていきます。
納豆など大豆・豚肉・大根・きゃべつ・玉ねぎなども使えますね。
■12~18か月頃
【回数】1日3回
【調理形態】歯ぐきで噛める固さ
【量】炊飯90~ご飯80g・野菜や果物なら40~50g
手づかみを始め、自分で食べるようになる頃ですよね。
大きさも手でつかみやすいように工夫してみると良いですよね。
これはあくまで目安ですので、その子の成長に合わせて増やしていけば良いと思います。
ただ、離乳の開始前に果汁を与えてしまうと母乳やミルクを飲む量が減り、亜鉛や鉄などミネラル分の不足が心配されるそうなので気を付けた方が良いそうです。
我が家ではレバーはベビーフードを使用しました。
自宅でペースト状に作るには衛生面などから心配もありましたし、味の点からもベビーフードが役にたちました。
また、2人目からは外出時にはベビーフードを食べさせることが多かったです。
子どもは細菌への抵抗力が弱いため離乳食を作ることも神経をつかいます。
そこにきて、夏場は猛暑になることも多く、作り置きすることや持参することが心配だったからです。
また最近のベビーフードにはスプーンなどもついているので荷物も少なく助かります。
ベビーフードもかなり進化していますので、上手く摂りいれれば、ママの「作る」ストレスも軽減されると思いますよ。
量を摂取出来ているかの目安は子どもの体重の増え方を基準にすると良いと思います。
その子その子に合わせた増やし方を考えて、足りない時はフォローアップミルクも使用してみて良いと思います。
大切なのは子どもが食事を楽しいと感じ、順調に体重や身長が成長していくことです。
食べさせることだけが目的になってしまうと、無理強いをしてしまい子どもが食べることを嫌がるようになってしまったら、困りますよね。
食事・運動・睡眠は大人になっても大切なことですよね。
この頃からリズムをうまくつくっていけるように心がけましょう。
まとめ
離乳食の開始時期の目安は5~6か月から。
開始時期の目安として子どもに次のような様子が見られればスタートしてみてください。
・おすわりができるようになったら
・よだれが増えてきたら
・スプーンを口にあてても嫌がらない
・大人が食べていると興味を示す
・授乳のリズムが整ってきた
離乳食の量の増やし方は、その子の体重や身長の増加具合を目安にしましょう。
離乳食のスタートと同時に身につくと良いこと。
・生活リズム
・食べる楽しさ
・食べる力
今は季節感が無くなりつつありますが、季節のお野菜などをママも楽しみながら摂りいれられると「バランスよく」が出来るかもしれませんよね。
我が家は小学生のお兄ちゃんが「味が薄い」「これだけ?」などうるさい上に、2歳児は「イヤイヤ」時期に、「フラフラ」歩き回り・・・。
離乳食の時期は可愛いものです(笑)。
そのため、我が家は上2人の子に嫌いなものを食べさせるときに「季節あてゲーム」をしています。
はずれたらママが指定したものを食べなくてはいけないルール。
例えば「かぼちゃの季節は?」など。
一年中何でも揃う時代ですが、これがびっくりする季節を言ったりします(笑)。
勉強になり、嫌いなものも食べてくれる上、子どもたちは今のところ楽しんでいますので、続けようと思います。
早くこの輪の中に我が家の0歳児が入らないかなぁ・・と思って楽しみにしています。
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