最近の日本は四季を感じる時間が短くなった気がしますよね。
夏の暑さから解放されたと思うと、急に寒くなる。
大人も気温の変化に体が慣れるのが大変ですが、子供たちの洋服など風邪などひかないように気を遣いますよね。
特に赤ちゃんは体温調整が苦手。
部屋の暖房の設定温度や服装にも気を遣います。
そこで今回は暖房の設定温度の適温と、赤ちゃんがいる家庭で気をつけることについてシェアしたいと思います。
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暖房の設定温度の適温は?
部屋の温度設定って難しいですよね。
なぜなら家族でも暑い・寒いを感じる温度が違う。
夏場によく夫婦でエアコンの設定温度でケンカになる話を聞きますが、寒いと感じる温度も違う。
我が家の場合はそこに加えて、湿度まで感じ方が違います。
夫婦ではもちろんのこと、子供たちでも感じ方が違うので大変です。
我が家には6歳の男の子、2歳の女の子、0歳児がいます。
みんながちょうど良いと感じる設定温度にするにはとても難しいんです。
そのため、組み合わせが自然とできて、部屋分けされています。
暑がりな私とお兄ちゃんは一緒。
寒がりなパパと2歳児は一緒。
たいてい女性の方が寒がりとも言いますが、私はパパより筋肉質なせいか暑がりです(笑)。
今は0歳児が私と一緒なため、0歳児にあわせて部屋の温度を設定しています。
では暖房の設定温度の適温とは何度でしょうか。
環境省は冬場の推奨温度を20℃としています。
これは消費電力の観点からです。
暖房時の温度設定を1℃低くすると、約10%の消費電力の削減になるそうです。
ただし体感温度は暖房の設定温度とイコールにならなかったりしますよね。
これは温まった空気が窓などから逃げてしまっていたり、部屋の湿度の違いによって感じ方が変わるからです。
湿度が低いと体感温度は下がります。
母子衛生研究会の母子健康手帳副読本には、赤ちゃんが快適に過ごせる室温は冬場は20℃~24℃が目安になっています。
この場合、湿度は50~60%が目安。
また冷暖房の室温と外気温の差を5℃前後にとどめるのが目安とありますが、これは最近では難しいかもしれませんよね。
夏場はかなりの猛暑になり、冬場はかなり冷え込む日もあります。
また国内でも地域や場所により外気温に差があります。
赤ちゃんは新陳代謝が活発なので、大人より体温は高め。
赤ちゃんに合わせて室温の調整が必要ですよね。
我が家の0歳児は猛暑の最中に産まれましたが、産婦人科では「部屋の温度はママが良い温度で構わないから、掛けるもので調整してあげてくださいね」と言われました。
自宅でもそうしていますが、なんせ蹴とばす蹴飛ばす。
夜中など私が眠っているときは気になるので、着せる物で蹴とばしても良いようにはしています。
また、産科に入院している間は、赤ちゃんの体温を決まった時間に計りましたよね。
産科にいた時ほど頻繁ではないですが、適度に体温を計り部屋の温度や掛けるものを調整しています。
赤ちゃんがいる家庭で使える暖房器具は?
赤ちゃんがいる我が家の暖房器具は・・・
・電気ヒーター
・エアコン
・オイルヒーター
・ハロゲンヒーター
・こたつ
・ホットカーペット
・電気式床暖房
これらの暖房器具があります。
引っ越しや、子供に合わせてなどで増えた結果です。
それぞれの我が家の感想ですが、
電気ヒーターは床下に近いところから風が出るので、ほこりが舞っているような気がしてしまい、赤ちゃんがいる方向へは使用していません。
私自身も少し苦手。
ハロゲンヒーターはパパが買ってきたのですが、今や袋の中。
子供たちがガードをしても大きくなるとやはり触ってしまい、危ないから結局使用できていません。
電気式床暖房はここに引っ越してきた1年目の冬にフルに使用しました。
足元が暖かいことや、冷たい空気が下に本来たまるところが暖かいことからか、エアコンなど無くても過ごせました。
ただ電気代に驚き・・・(笑)。
今は部分部分で入れています。
赤ちゃんや、子供がいる家庭では、床に近い部分が暖かいですし、ほこりも気にならないので良いですし、何より安心だと思います。
また、フィルターなどの掃除の必要もないのでママにも助かりますよね。
オイルヒーターは赤ちゃんのいる部屋に入れていましたが、部屋の広さなどによります。
密封している部屋なら温まり、音やにおい、ほこりなども気にならないですし、安全で凄く良いと思います。
ただ部屋が通気性に富んでいるとなかなか暖まらない。
我が家はリビング続きの部屋に赤ちゃんが寝ているため、オイルヒーターのみだと暖かくなるのに時間がかかります。
そのため、他の暖房器具と併用し、眠るときにオイルヒーターのみにしたりして活用しています。
大人が持ってもオイルヒーターは結構重いもの、転倒だけはくれぐれも気を付けてくださいね。
エアコン、これがいったん部屋を暖めるのには手っ取り早く、赤ちゃんや子供の手が届く位置に無いので安心ですよね。
ただ、エアコンで一番気になるのが乾燥だと思います。
どうしても電気機器で室内を暖めると乾燥しやすい。
加湿器と併用が必要です。
またガスヒーターや灯油を使用するものは多少の広さがあっても暖かいですし、暖まるのも早い。
難点は、においと換気。
また、灯油を使用する暖房器具はマンションでは使用できないところもありますし、購入しても持って帰ってくるのが重かったり、給油するのににおいがついたりも気になります。
換気も必要です。
結局寝るときに我が家で一番活躍している暖房器具は「湯たんぽ」かもしれません(笑)。
我が家はそれぞれがお風呂に入っているときに、布団の足元あたりに湯たんぽを入れておいてあげています。
羽毛布団は空気を逃がさない利点があるので、眠る前には中の空気を暖めておくことがポイントなんです。
布団を敷いたままだと中の空気が冷たいまま入ることになります。
エアコンなどを寝る前に入れて部屋を暖めるようなら、布団をあけて暖かい空気をいれることがポイントです。
湯たんぽは低温やけどには気を付けなくてはいけませんが、とにかくコストパフォーマンスや掃除、安全性の面で、眠る時の我が家の最強暖房器具です。
赤ちゃんの布団は暖めたら、もちろん湯たんぽははずします。
足が暖かいと赤ちゃんも気持ちよく眠りにつけますよね。
赤ちゃんがいる家庭で気をつけること!!
暖房器具を使用する際に、赤ちゃんがいる家庭で気を付けることと対処法をあげてみますね。
●乾燥
乾燥状態が続くと、赤ちゃんが脱水を起こしてしまう可能性があります。
洗濯物を部屋の中に干したり、加湿器を使用する、湿らせたタオルをぶら下げるなどをして湿度を保ちましょう。
最近は時計に湿度計もついているものも多く販売されていますから、置いておくと良いですよね。
●やけどなど怪我
器具に直接触れてしまってやけどをしたり、同じ箇所に向けて暖房を入れっぱなしにすると低温やけどを起こしたりする可能性があります。
また、子供が動き始めると器具の転倒による怪我なども気を付けなくてはいけません。
授乳の時間もあるので、ママが長時間目を離すことはないと思いますが、暖房器具を使用した状態で、長時間赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
たいてい子供が怪我をするのは「ちょっと目を離した間」ですよね。
ママたちはこれは経験したことがあると思います。
気にして見守っているときより、なぜか「たまたま」「ちょっと」目を離した時に怪我などが起こる。
床置きの暖房器具の周りには柵やガードを設置したほうが良いと思います。
「大丈夫」より「まさか」を考えてガードなどはした方が安心ですよ。
●換気
石油やガスヒーター、ファンヒーターなどの開放型暖房器具は室内に排気ガスを出すため、一酸化中毒にならないように酸素を取り込むことが必要なので換気がいります。
換気の頻度の目安は2時間に1回くらいと言われています。
また、換気時間は1回につき5~10分程度。
あまり長い時間換気をするとせっかく暖まった部屋も気温が下がりますよね。
1回の換気時間を長くするより、こまめに行う方が良いと思います。
そこで大切なのは空気の通り道を確保してあげること。
入口と出口をつくる、と言うことです。
湿度が高いと空気は上にあがり、低ければ下へと流れます。
対角線上の窓があればそこを開けるのが一番良いのですが、無い場合も高低差を活かして換気ができます。
低い位置の窓と高い位置の窓をあけておくようにしてみましょう。
窓は全開にする必要はないので、上手く換気してみましょう。
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まとめ
暖房の設定温度の適温は環境省の推奨温度を20℃。
母子衛生研究会の母子健康手帳副読本によると、赤ちゃんが快適に過ごせる室温は冬場は20℃~24℃が目安です。
湿度は50~60%が目安。
赤ちゃんは新陳代謝が活発なので、大人より体温は高め。
赤ちゃんに合わせて室温の調整が必要です。
適度に赤ちゃんの体温を計り部屋の温度や掛けるものを調整してあげるのが良いと思います。
暖房器具は安全性・部屋の広さ・効率性などから複数を使い分けるのが良いと思います。
赤ちゃんにとってはまずは安全性。
暖房器具を使用する際に、赤ちゃんがいる家庭で気を付けることは
・乾燥と脱水
・やけどなど怪我
・換気が出来ていない状態での一酸化中毒
など。
湿度計やガードなどを使用するなどし、適度に換気を忘れず、快適さを保ちましょう。
小学生くらいになると体力もついてきて、少々のことではダウンしなくなりましたので助かりますが、我が家も2歳児がすでに風邪気味です。
2歳児は言っても言うことをなかなか聞いてくれませんし、隔離するのも我が家の広さ的に難しい。
赤ちゃんにうつると大変なので、本当に神経をつかいます。
この時期はやはり基本は「うがい」「手洗い」だと思います。
また、ママが風邪をひいてしまっても大変です。
季節の変わり目、赤ちゃんのためにもママが体調を崩さないよう気を付けて快適に過ごしてくださいね。
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