マママネー

連日猛暑が続いていますね。

テレビをつければ、ニュースに「熱中症で救急搬送○○人」となっていますね。

各地で４０度近くになることもあり、熱中症は他人ごとではありませんね。

いつ熱中症になってもおかしくない状況です。

「こまめな水分補給」と「塩分補給」をしましょう！

このように言われてはいるものの飲み物の中にも熱中症予防に効果的な飲み物とそうではないものがあるのはご存知ですか？

今回は水分補給に適した飲み物について紹介していきます。

熱中症の症状とは…

まず熱中症の症状を確認しておきましょう！

熱中症の起きやすい状況とは、高温、多湿、無風です。
まさに真夏は条件がそろいやすいと言えます。

２８度を超えると高温と言われていますので７月８月、場合によっては９月まで注意が必要です。

症状は３段階に分けることができます。

１、めまい、立ちくらみ、足がつる、汗が拭いても拭いても噴き出してくる

２、頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感

３、意識がない、けいれん、呼びかけても反応がおかしい、高体温

です。

数字が大きくなるほど重症と言えます。

２番以上からは病院に行ってみてもらうことをおすすめします。

このような症状が出るのは、汗を大量にかいて水分だけでなく、身体の中のナトリウムやカリウムなどのイオンが失われたからです。

そのため、体内の環境を一定に保つことができず、体調を崩してしまうのです。

だから水分だけでなく塩分も補給する必要があるのですね。

水分補給に適した飲み物は？

水分だけではなく塩分補給もしなくてはいけないのであれば、何を飲めばいいのでしょうか？

普段は何を飲んで熱中症予防していますか？

まずは、「水」！！
一番手に入りやすい飲み物ですね。
水分と言われて一番最初に思いつく飲み物だと思います。

水は日常の中では水分補給に一番最適と言えます。

しかし、熱中症という観点でみると、発汗でナトリウムやカリウムが失われている状態では水の中にはそれらのミネラル分が少ないと言えます。

そこまで水分補給に適した飲み物とは言い難いんですね。

次に「麦茶」です。
夏になると、どのご家庭にも冷蔵庫に入っている率が高いのではないでしょうか？

昔ながらの夏の定番の飲み物ですね！

実は麦茶って理にかなっている飲み物だったのです。

麦茶はミネラル分を多く含み、血液をサラサラにする効果や抗酸化作用とか胃粘膜保護の効果などがあります。

夏にトラブルが起きやすいものをカバーしてくれるような飲み物だったのですね。
熱中症予防にも効果的な飲み物だと言えます。

でも、注意してほしいのは「緑茶」です。

麦茶と違い、熱中症予防にはあまり効果的でない飲み方があります。

緑茶はカフェインを含み、利尿作用もあります。

そのため、緑茶を飲んでも脱水を起こしてしまう可能性があります。
カフェインは脳を覚醒する作用があります。

朝いちばんに飲むのは脳が起きるので大丈夫ですが、夜に飲んでしまうと、カフェインの作用は約６時間続くので浅い眠りになってしまいます。

すると、次の日高温多湿の状況に耐えられなかったりするのです。

それと同じくしてカフェインの含まれている「コーヒー」も夜に飲むのはおすすめしません。

しかし、緑茶好き、コーヒー好きの方には朗報です。

緑茶は水出しにしたり、氷出しにするとカフェインを発生しないので夏におススメですよ！

コーヒーも最近はノンカフェインコーヒーが売っていますので、夜はそのような商品を飲むことをお勧めします。

また、お子さんには関係ないですが、アルコールも利尿作用があったりするので、注意が必要です。

夏にアルコールを飲まないでいるのはストレスが溜まってしまう方もいるかもしれないので、アルコール以外の水分を取りながら飲んでいただくか

ノンアルコール飲料を飲むようにするなどの対策を取っていただくとよいと思います。

そして、一番水分補給に良いものは経口補水液です。

病院でも脱水の患者さんに使用したりするのもので、人間の血液と同じ塩分や糖分の濃度にしてあります。

「OS-1」という商品名で売られているものが代表的なものです。

そして、スポーツドリンクも経口補水液に近い状態の飲み物なので熱中症予防には最適ですね。

しかし、必然的に糖分が多くなるので虫歯やカロリーオーバーにも注意してくださいね！

飲むタイミングは？

水分を取るタイミングも重要になります。

「のどが渇いたな～」と思ったときにはすでに軽度の脱水状態であると認識してください。

のどが渇く前にこまめに飲み物を飲むようにしてください。

そして、飲酒時や起床時、運動時も身体の中の水分が少ない状態であることが予想されるので水分をとるようにしてくださいね！！

まとめ

熱中症の水分補給に適した飲み物は
「麦茶」「スポーツドリンク」「OS-1」
「緑茶」を飲むなら、水出し、氷出しで！

熱中症予防の知識をしっかりもって、暑い夏を乗り切りましょう！！