7か月を過ぎた妊婦検診で「ママ、これはダメだ~!」と看護婦さんから言われ「便秘のせいかな~」と答えた私(笑)。
理由は1か月で体重が「ドン!」と増えてしまったからです。
食べられるようになり確かに思い当たる点があり。
次の8か月を過ぎた検診まで気を引きしめ(笑)「ママ、頑張ったね!」と言われました。
3人目の出産を控えた私でも毎回のことながら「食事」「体重管理」は課題です。
また「妊婦さんだから」とたくさん食べて良いわけでもないんですよね。
赤ちゃんやママの体調のためにも、きちんと知ってきちんと食べたい。
今回はそんなお悩みの「妊婦はダメな食事リスト」と「食事制限しても太る?」についてシェアしてみたいと思います。
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妊婦はなぜ体重が増える?
赤ちゃんの体重は臨月で約3㎏、胎盤が400~500g、羊水を入れると約5㎏。
おなかの赤ちゃんに血液を送るために循環血液量が妊娠していない時より3~4割増加
します。
母乳を蓄えるために皮下脂肪がつき、乳腺も発達します。
その分が増えるのは当たり前。
出産はどのくらいの時間がかかるかもわかりませんし、産まれた赤ちゃんのお世話をするのにも体力がいります。
賢く増やすことは必要だと思います。
まずは妊娠したら食事や体重に気をつけなくてはならない理由。
そう、もちろんママの食べたものがママにも赤ちゃんにも直接影響するからですよね。
最近の医療機関では体重の事は少なからず妊婦検診の際に毎回、必ず言われるのではないかと思います。
私は年齢的にも1人目の出産時から8~10キロまでと言われました。
実際1人目、2人目ともに8~9キロくらい増えました。
太りすぎがいけない理由は妊娠中や出産時にトラブルが起きやすいからと言われていますが、そのトラブルには以下のような事があげられると思います。
●妊娠中毒症になりやすい
●腰痛やひざの痛み、静脈瘤が起こりやすい
●微弱陣痛になりやすい
●吸引分娩や帝王切開など難産になりやすい
これはママも辛いことですが、赤ちゃんにとっても辛いこと。
ただし体重は増やし過ぎても、増やさないのもダメ。
大切なことは一人一人にあった体重管理をすることだと思います。
私は2人目からは1人目の出産時を参考に体重管理をしました。
臨月を迎えるまでに「増える時期」と言うのがあり。
それを見越して妊娠後期までは体も動きやすいので運動と食事に気を付けるようにして、できる限り理想的な増加に抑えています。
つわりもおさまり、食べられるようになる妊娠後期になると赤ちゃんもスピードをあげて成長する気がし、自然にお腹も大きくなり運動するにも動きづらくなり体重も増えます。
私は動ける前期から中期まで食べて運動し、後期はなるべく食べ物で調整する、にしています。
妊娠中の体重増加の目安となる推奨体重増加は、厚生労働省のホームページ「妊産婦のための食生活指針」を参考にされるのも良いかと思います。
妊婦はダメな食事リストは?
いろいろな本やホームページなどに掲載もありますが、厚生労働省のホームページの「妊娠中と産後の食事について」を参考にしてみてくださいね。
文章にまとめると頭に入りづらかったりしますから、イラスト付きなどが分かりやすいですよね。
ここでは「妊婦はダメ!」と言われる食事を簡単にあげてみますね。
■アルコール
胎児の成長や発達に影響を与える可能性があるため妊娠中はNGと言われています。
■カフェイン
胎児の発育が阻害される可能性があるため、取り過ぎに注意!
最近はいろいろなところで「ノンカフェイン」コーヒーや飲料が買えますよね。
私が1人目を産んだころからしたら(6年前くらいですが)本当ノンカフェインの飲料などを購入するのが「便利になったなぁ」と感じます。
しかも、最近の「ノンカフェイン」は美味しいのでありがたいですよね。
■食べるお魚の量と種類
魚には食物連鎖によって自然界に存在する「水銀」が取り込まれます。
偏った食べ方をした場合胎児の発達に影響を与えることが明らかになっています。
マグロを始めとする大きな魚は妊娠中我慢の必要があるとされていますが、厚生労働省のホームページを参考にしてくださいね。
■生レバー・生肉・生ハムなど
レバーと言えば体に良さそうなイメージがあると思いますが、NGな理由の一つがトキソプラズマ。
トキソプラズマとは生肉の中にいる可能性がある寄生虫で、感染するルートは2つあります。
1.生肉を食べた母親から胎盤を通じて血液経由で胎児に感染し、脳や目に障害を発生させる。
2.猫のフンに存在するトキソプラズマが、猫のフンが混じった土を触る作業をすることで口から入る。
次にあげられるのが、レチノール
レチノールとは動物由来の食品に含まれる栄養素でビタミンAの仲間です。
ビタミンAには野菜や果物に含まれる「プロビタミンAカロテノイド」と呼ばれるものと、動物由来のビタミンAとは少し特性が違うそうです。
動物由来のビタミンAは体外に排出されにくい傾向があるので、過剰摂取すると胎児に奇形や先天異常などの影響が出る可能性があると指摘されています。
内閣府の食品安全委員会の推奨では、妊婦さんは1日当たりビタミンA摂取量の上限を、2,700㎍REと規定しています。
■生卵
気を付けることは2つ。
サルモネラ菌とアレルギー。
「サルモネラ菌」。一度は聞いたことがあると思います。
サルモネラ菌は胎児ではなく、妊婦さんに食中毒を起こす可能性があります。
妊娠中はつわりなどで免疫力が低下しやすく、普段より食中毒にかかるリスクが高くなると言われています。
母体が嘔吐や下痢によって、子宮が収縮し流産や早産を起こしてしまう可能性があります。
アレルギーについては、卵はアレルギーの原因となる三大アレルゲンの一つと言われているからのようですね。
極端に神経質になることはないと思いますが、やはりママ自身がアレルギーなどをお持ちですと気になりますよね。
私も私自身がエビとカニにアレルギーがあるため、どうしても子供にも意識してしまいます。
■ひじき・昆布・海藻類
鉄分・ミネラル・食物繊維豊富と言うイメージではないでしょうか?
私も驚きましたが、今は控える食材に名を連ねます。
それはひじきに含まれるヒ素のせい。
ヒ素にも2種類あるのですがひじきには毒性の高い無機ヒ素が含まれています。
これは他の海藻にも存在しているのですが、ひじきには高濃度で蓄積されている点が心配されるようになりました。
ヒ素は胎児へ奇形や脳障害などの影響がでる可能性が考えられるそうですが、これまでひじきによる赤ちゃんへの影響が出た事例が報告されたことはないようですので、毎日継続的にひじきを食べ続けた場合に出る影響のようです。
また、昆布や海藻類にはヨウ素が含まれ、取り過ぎるとと甲状腺機能が低下すると言われています。
■チーズ
これは私には悲しい(笑)。
なんせ私はチーズケーキが大好きです。
また、トマトサラダにモッツァレラチーズなど最高です。
厚生労働省の指導の中にはナチュラルチーズを食べない方が良いとなっていて、その理由はリステリア菌。
今まであげた食品もそうですが、とにかく体に悪影響を及ぼす菌感染することが母体や胎児にとって重大な影響が出る可能性が高いからなのです。
菌によっては加熱処理で死滅するものもいますが、加熱処理してもダメなものもいます。
このリステリア菌もみんなで食べても、免疫力が低下している妊婦さんのみ症状があらわれる可能性があるそうです。
そのかかりやすさは約20倍にもなると言われていますから、いかに普段は大丈夫でも妊婦さんは気を付けておく必要があるかという事ですよね。
つわりの時期など食べる事自体が辛い時期もある妊婦さん。
「食べられるようになった!」と思ったら体重を意識しなくてはならなく、あれもこれもダメと神経質になっていたらストレスもたまりますよね。
私はとにかく「バランス」だと思っています。
必要以上に「ダメ」を気にしなくても、妊婦さんでは無くてもあまり摂取しない方が良いものはやはり同じ。
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意識して食べたい食品
これまで「妊婦が食べてはダメな食品」を紹介してきましたが、逆に「意識して食べたい食品」をいくつかあげてみますね。
「ダメ」を意識するより「食べる楽しみ」を意識出来る方を私はおすすめします。
元々女性は食べることも大好きですし(笑)。
食べることがストレスにならないように摂取すると良い食材などを意識すると良いですよね。
●水
●緑黄色野菜
●ヨーグルト
●豆
●イチジク・くるみ・赤カブ
●全粒粉の食べ物
●赤身のお肉
食事制限しても太る?
先にあげた通り、赤ちゃんの体重や胎盤、羊水、循環血液量の増加、皮下脂肪、乳腺の発達分が増えるのは当たり前でしたよね。
でも太る理由の中の以下には気をつけたいです。
■むくみ
■便秘
どちらかを感じる、経験した妊婦さんは多いと思います。
また、やはり体重が増えるにつれ足腰への負担をいつも感じます。
私はいつも8か月くらいからむくみを感じることが時々出てくるようになり、気を付けています。
ひどくなると便秘もむくみも良いことではないので、病院で相談してみてくださいね。
「妊婦だから」と動かないのも代謝を下げる原因になりますよね。
出産すると感じるのですが、妊婦生活は周りからも大切にされる「幸せな時間だったなぁ」と(笑)。
出産したら子供も抱え、荷物も自分で抱え、いきなりママはたくましくなります(笑)。
「出産したら体重は戻る」は信じず頑張りましょう(笑)。
まとめ
●妊娠中は赤ちゃんの体重、胎盤、羊水、循環血液量、皮下脂肪、乳腺も発達によって体重は増加します。
●出産はどのくらいの時間がかかるかもわかりませんし、産まれた赤ちゃんのお世話をするのにも体力がいるので、賢く増やすことは必要だと思います。
●妊婦さんが「ダメ」な食事リストは厚生労働省のホームページなどを参考にしてみてくださいね。
ただし「ダメ」をあまりにも意識して神経質になるより、「食べたら良いもの」を意識してみると「食べる楽しみ」も持てます。
ママが「美味しい」など幸せを感じる方が赤ちゃんにとっても幸せかもしれませんよね。
●食事制限しても太る理由は便秘やむくみ、ホルモンバランスの変化、代謝低下などがあげられます。
便秘やむくみがひどいときは医療機関に相談しましょう。
太り過ぎればママも自分が辛いはずなので、何事も「バランス」が大切と思います。
出産後は授乳や離乳食作りなど、どこまでも「食事」について考えることは続きます。
妊娠中に食事管理などが出来たら、出産後も必ず活きてくると思います。
またそうでなくとも「食事制限」「体重」は永遠のテーマ(笑)。
妊娠中などにうまくコントロールできたなら必ず良い経験になると思います。
私も今8か月で、今はしっかり食べられる時期に入り、赤ちゃんは平均より大きめです。
体重は6㎏弱くらい増えました。
あと2か月、余裕をもって体重増加出来ると思うと少し気が楽です(笑)。
妊婦ママさんたち、楽しい食事にストレスをためないように、頑張ってくださいね!
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